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日本の家計簿・レシートアプリを比較:Zaim、マネーフォワード ME、Dr.Wallet、ワンバンク、Moneytree

レシートやPayPayの画面を読み取る家計簿アプリは日本にいくつもあります。ただ、読み取りがスマホの中なのか、画像がどこへ送られるのか、アカウントが必要なのかはアプリごとに大きく違います。Zaim、マネーフォワード ME、Dr.Wallet、ワンバンク、Moneytreeの5つを、各社のストア掲載情報、サポートページ、プライバシーポリシーに書かれている範囲で比べました。書かれていないことは「記載なし」とし、「できない」とは区別しています。

PayPayの支払いは、どう家計簿に入る?

日本のキャッシュレス決済の比率は2025年に58.0%となり、そのうちコード決済が10.2%(16.6兆円)でした(経済産業省の集計を伝える記事)。代表的なPayPayには家計簿アプリ向けのデータ連携の仕組みがなく、マネーフォワード MEは電子レシートの画像を読み取る方式をとってきました。ZaimはPayPayアプリでダウンロードした取引履歴のCSVを取り込む方式です。なお、LINE Payは2025年4月に日本でのサービスを終え、残高はPayPayに移っています(ITmedia)。

レシートを撮る機能があっても、その画像がどこで読まれ、どこに残るのかは別の問題です。読み取る場所、画像のアップロード、明細の保存先の3つを分けて見てください。

2026年10月25日時点 · 各項目は出典にリンク · 横にスクロールするとすべてのアプリが見られます
比較した項目 くふうZaim マネーフォワード ME Dr.Wallet(ドクターウォレット) ワンバンク(旧B/43) Moneytree(マネーツリー) Spenti
レシート・PayPay画面 レシートは可 — PayPayは画面ではなくCSV取り込み できる — レシート撮影と、共有シートからのPayPay電子レシート 紙のレシートは可 — 決済アプリの画面は記載なし できる — PayPayなど決済履歴のスクショをAIで読み取り 家計簿アプリにレシート読み取りなし — 銀行・カード・電子マネーの連携が中心 できる — 紙のレシートとPayPayなど決済アプリの画面
AI・OCRが動く場所 記載なし — 「AI OCR」を発表、実行場所は書かれていない 記載なし — 新しい読み取りはiOS 26以降のApple Intelligence対応端末が必要 人が入力 — 守秘義務契約を結んだオペレーターが目視で入力 記載なし — AIの提供元も実行場所も書かれていない 該当なし — 読み取り機能がない スマホの中(初期設定) — 読み取りもチャットも。Proなら自分のアカウントで自分のAIも使える
アップロードとクラウド保存 レシート画像の扱いは記載なし — 個人情報の取扱いを外部に委託する場合ありとポリシーに記載 カメラ画像は保存しないと記載 — 読み取った明細はアカウントに同期 レシート写真を送信 — Amazonのクラウドに暗号化して保存と記載 スクショをアップロード — アップロード画像の権利は運営会社に帰属(2025年6月の改定) 連携データはMoneytreeのサーバー — 匿名加工・合成したデータを「オルタナティブデータ」として提供 Spentiには送らない — 自分のAIをつないだときだけレシートの文字をそのAIへ。個人クラウドへのバックアップは任意
アカウント 必要 — メール・Apple ID・Googleで登録。未登録の試用はデータが消える 必要 — メールアドレス・パスワード・簡単なプロフィール メールを収集(App Storeの表示) — 登録の条件は未確認 必要 — メールとSMS認証の携帯電話番号、1人1アカウント 必要 — メールアドレスでMoneytree ID Spentiアカウント不要
オフライン 記載なし 記載なし 記載なし 記載なし 記載なし できる — 初回ダウンロード後、このスマホで
日本語対応 日本語 日本語 日本語 日本語 日本語・英語 日本語の画面 — スマホ内のチャットは英語かタイ語、自分のAI(Pro)なら日本語
対応OS iOS · Android · Web iOS · Android · Web iOS · Android iOS · Android iOS · Android · Web iOS 16以降
掲載価格 無料 · プレミアム ¥480/月 または ¥4,800/年(アプリ内) · Web ¥440/月 または ¥4,378/年 無料(連携4件まで) · スタンダード ¥590/月 または ¥6,490/年(アプリ内) · 資産形成アドバンス ¥980/月 または ¥10,700/年 無料 · 月額プレミアム ¥600 · レシート追加パック ¥250–¥3,000 (表示は時期により異なる) 無料:AIスクショ読み取り 月20回 · ワンバンクプラス ¥480/月(月150回) 無料(広告なし、連携50件まで) · Grow ¥430/月 または ¥4,300/年(アプリ内) · Work ¥500/月 無料:月30枚の読み取りと15件のチャット · Basic 月$1.99、Pro 月$4.99(米国の価格。日本の価格はApp Storeに表示)

5つのアプリは何をどこで読むのか

くふうZaimはレシートを撮ると商品や店舗まで記録でき、2026年4月には最大5枚のまとめ撮りと「AI OCR」を使う「レシート撮影プラス」が発表されました。この発表は両機能とも無料としていますが、プレミアムの案内ではレシート撮影プラスはプレミアム機能とされ、食い違っています。AI OCRがどこで動くかは書かれていません。プライバシーポリシーは個人情報の取扱いを外部に委託する場合があるとし、広告・解析の外部送信先(Google Analytics、Criteoなど)を一覧で示しています。利用にはユーザー登録が必要です(FAQ)。料金:無料 · プレミアム ¥480/月 または ¥4,800/年(アプリ内) · Web ¥440/月 または ¥4,378/年。

マネーフォワード MEは銀行・カード連携が中心ですが、レシート撮影と、共有シートから送るPayPayの電子レシートの読み取りに対応しています。iOS 26以降のApple Intelligence対応端末では、PayPay以外の電子レシートや撮影済みのレシート画像も読めると案内していますが、読み取りが端末内かサーバーかは書かれていないため、表では「記載なし」としました。カメラで撮ったレシートは「文字情報の読み取りのみに使用しており、画像の保存はされません」と説明されています。グループのプライバシーポリシーは、ベトナムやインドのグループ会社への委託と、日本国内のサーバーでの保存を記しています。料金:無料(連携4件まで) · スタンダード ¥590/月 または ¥6,490/年(アプリ内) · 資産形成アドバンス ¥980/月 または ¥10,700/年。

Dr.Walletは、撮ったレシートを「試験に合格した、守秘義務契約を結んだデータ入力部隊」が目視で入力する方式です(FAQ)。読み取るのはAIではなく人で、レシート画像は端末の外へ送られます。サイトはデータをAmazonのクラウドで暗号化して保存すると説明しています。プライバシーポリシーは2023年5月1日改定のもので、ストアの販売元表示は時期によって異なります。料金:無料 · 月額プレミアム ¥600 · レシート追加パック ¥250–¥3,000 (表示は時期により異なる)。

ワンバンク(旧B/43)は2025年6月に、カードやQR決済の取引履歴のスクリーンショットをアップロードするとAIが支出を抽出する機能を始めました。無料は月20回、ワンバンクプラスは月150回とサポートページにあります(発表時は300枚)。2025年6月9日の規約改定で、アップロードされた画像の知的財産権は運営会社に帰属するとされ(案内)、2026年3月には個人を特定する情報を除いたレシートデータの企業向け提供を発表しました。プライバシーポリシー。料金:無料:AIスクショ読み取り 月20回 · ワンバンクプラス ¥480/月(月150回)。

Moneytreeは銀行・カード・電子マネーの連携に特化した家計簿で、無料・広告なしで50件まで連携できます(料金ページ)。家計簿アプリにレシートの読み取り機能はなく、レシートのクラウド保管は有料のWorkプランのものです。規約とプライバシーポリシーによると、Moneytree IDはメールアドレスで作り、匿名加工・合成したデータを「オルタナティブデータ」として提供しています。

なぜ多くの家計簿アプリにはアカウントが必要なのか

銀行口座と連携して自動で家計簿を作るサービスは、2017年の銀行法改正で設けられた電子決済等代行業の対象です(金融庁の資料、関東財務局の資料)。口座の情報をサーバー側で集めるので、こうしたアプリにはアカウントが欠かせません。Spentiは銀行に接続せず、あなたが撮ったレシートや画面だけを読むので、アカウントもSpentiのサーバーも要りません。そのかわり、口座の明細を自動で取り込むことはできません。

Spentiは何が違うのか

Spentiは紙のレシートとPayPayなど決済アプリの画面を、初期設定ではスマホの中のAIで読み取ります。Spentiのアカウントはなく、Spentiのサーバーにも何も送りません。初回に読み取り用のモデル(約230MB)をダウンロードすれば、読み取りはオフラインでも動きます。Proでは自分のAI(ChatGPT、Gemini、Claude、OpenRouter)を選ぶこともでき、そのときはレシートの文字だけが、あなた自身のアカウントでそのサービスへ送られます。日本語のレシートもスマホの中で読み、タイ文字とラテン文字に加えて日本語・中国語・韓国語など10の文字体系に対応しています。

できないことも書いておきます。日本の銀行やカードの通知から支出を自動で記録する機能には、まだ対応していません(Apple Payの支払いは記録できます)。スマホの中のチャットは英語とタイ語だけで、日本語で質問するには自分のAI(Pro)が必要です。無料プランは月30枚の読み取りと15件のチャットで、期限はありません。詳しくはSpentiのページをご覧ください。

よくある質問

確認した出典をもとに回答

PayPayの支払い画面を読める家計簿アプリは?

マネーフォワード MEは共有シートから送ったPayPayの電子レシートを、ワンバンクは決済履歴のスクリーンショットを読み取ると案内しています。ZaimはPayPayの取引履歴をCSVで取り込む方式です。SpentiはPayPayなどの支払い完了画面を、初期設定ではスマホの中で読み取ります。

レシートの読み取りをスマホの中で行う家計簿アプリは?

Spentiは初期設定でスマホの中で読み取り、Spentiのサーバーには何も送りません。Dr.Walletはオペレーターが目視で入力し、ワンバンクはスクリーンショットをアップロードします。Zaimとマネーフォワード MEは、読み取りがどこで行われるかを書いていません。

アカウントなしで使える家計簿アプリは?

今回調べたZaim、マネーフォワード ME、ワンバンク、Moneytreeはアカウント登録が必要です。Spentiはアカウント不要です。銀行と連携する家計簿は口座の情報をサーバー側で扱うため、アカウントを前提にしています。

料金はいくら?

Zaim:無料 · プレミアム ¥480/月 または ¥4,800/年(アプリ内) · Web ¥440/月 または ¥4,378/年。マネーフォワード ME:無料(連携4件まで) · スタンダード ¥590/月 または ¥6,490/年(アプリ内) · 資産形成アドバンス ¥980/月 または ¥10,700/年。ワンバンク:無料:AIスクショ読み取り 月20回 · ワンバンクプラス ¥480/月(月150回)。Spenti:無料:月30枚の読み取りと15件のチャット · Basic 月$1.99、Pro 月$4.99(米国の価格。日本の価格はApp Storeに表示)。価格は2026年10月25日時点の掲載情報です。

確認の方法

2026年10月25日に、リンク先の文書の公開されている抜粋から確認しました。訂正は hello@spenti.app までお知らせください。

この翻訳はネイティブスピーカーの確認待ちです。